ホースラディッシュの育て方は?

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こんにちは、めしラボです。

ホースラディッシュ(西洋わさび)はわさびと同じ辛味成分(アリルイソチオシアネート)を含むヨーロッパ原産の植物です。北海道や本州の中部以北では野生化してしまうほどに強い植物ですので育てるのは難しくありません。

手間はかかりませんので、薬味やソースとして使うために育てています。

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今回の記事は次のような人におすすめ!

  • ホースラディッシュの育て方は?
  • 病害虫への対処方法は?
  • 収穫方法や利用方法は?

ホースラディッシュは畑や庭に埋めておけばかってに育ちます。

とても強い植物ですので特に難しいことはありませんが、「日当たりを好むが半日陰でも育つ」「軽い土質でありながらも肥沃で湿り気のある土を好む」「アブラナ科の植物なのでアオムシなどによる食害にあいやすい」などがポイントになります。

基本的には放置していても収穫できる植物です。

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西洋わさびが育ちやすい場所は?

ホースラディッシュは寒冷地の植物です。

それなりの耐暑性もありますので寒冷地以外でも育てることはできます。しかし暖地では「夏に調子を崩しやすい」「風味が悪くなりがちで辛味成分も少ない」などのデメリットが生じやすいことからも積極的にはおすすめしません。

驚くほどに耐寒性の強い植物です。

私はタイミングによっては-15℃程度になることもある寒冷地に住んでいますが、越冬管理をしなくても冬越しすることができています。もちろん敷きわらなどによるマルチングをした方が傷みにくいかとは思いますが今のところ問題が起きたことはありません。

寒冷地であれば、ほったらかしていても育ってくれます。

苗の植え付け時期や方法は?

春が植え付けの適期です。

ホースラディッシュの植え付けは3~9月頃に行えますが、春に行うのが最も良いタイミングになります。ホースラディッシュの苗や根は多少の地域差はありますが春になるとホームセンターなどに並ぶようになります。

ポット苗は根を崩さずに植えつけ、根は土中に埋めます。

ホースラディッシュは根伏せ(根を短く切って土中に埋めて発芽や発根させる増やし方)で増やせますので、スーパーなどで売られているホースラディッシュを土に埋めただけでも高い確率で増やすことができます。

3~4cmほどの長さに切れば種根になります。

畑や庭をお持ちであれば春先に30cmほど耕した土に根を埋めるだけです。プランターでも育てられますが葉が大きく茂りますので(40cmほどの株間は必要になりますので)環境が許すのであれば地植えがおすすめです。

日照時間の短い(3~4時間ほどの)環境でも育ちます。

ここに注意!

収穫しても残った根から広がっていきます。そのため2年目以降は不定芽を整理するなどして広がりを抑える必要がでてくることもあります。

管理方法(病害虫など)は?

ホースラディッシュはアブラナ科の植物です。

そのためアブラナ科の植物を好んで食べる害虫(アオムシなど)の食害をうけやすくなります。しかしホースラディッシュは成長が早く葉が大きく茂る植物ですので多少のアオムシ程度では致命的なダメージは受けません。

見つけたら取り除く程度でも大丈夫だと思います。

ホースラディッシュの収穫と保存方法は?

ホースラディッシュは根と葉が利用されます。

根は周年収穫できますが10~3月の落葉時に収穫したものは風味がよく辛味成分も多いためにおいしいとされています。植えつけて2年くらいの株を収穫するのが理想であり、長く育てると繊維が固くなりおいしくありません。葉っぱは若葉を摘み取ってサラダなどに利用できます。

収穫時に根を残しておくと春には芽吹きます。

ホースラディッシュの保存方法(貯蔵方法)には「砂の中に貯蔵する」「おろすかスライスして乾燥させる」「洗った根を白ワインビネガーに浸けておく」「小分けにしてラップをかけて冷凍しておく」などがあります。おすすめは新聞紙で包んでからビニール袋に入れて冷蔵庫に保存しておくことです。

手軽に1~2カ月程度の保存ができます。

まとめ・ホースラディッシュ(西洋わさび)の育て方は?

ホースラディッシュは寒冷地であればかってに育ちます。

北海道や本州の中部以北では野生化してしまうことがあるほどに強い植物ですので、「日当たりを好むが半日陰でも育つ」「軽い土質でありながらも肥沃で湿り気のある土を好む」「アブラナ科の植物なのでアオムシなどによる食害にあいやすい」などのポイントを押さえておけば大丈夫です。

基本的には寒冷地の植物になりますので、風味や辛味の良いおいしいホースラディッシュを食べたい場合には暖地で育てるのは良くありません。