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こんにちは、めしラボです。
寒くなってくるとカセットコンロを使う機会が増えてきます。また銀杏やコーヒー豆を炒るためにカセットコンロを使用している方も少なくはないはずです。しかしカセットコンロは経年劣化するために使用期限が設定されていますので注意が必要です。
使用期限を過ぎるとガス漏れなどのリスクが高くなります。
今回の記事は次のような人におすすめ!
- 古いカセットコンロを使っている。
- カセットコンロからガス漏れすることがある。
- 使用期限の過ぎたカセットコンロのリスクとは?
カセットコンロには使用期限があります。
カセットコンロやガスボンベにはゴムパッキンが使われています。ゴムは使用頻度を問わず経年劣化してしまうことのある素材ですので、日本ガス石油機器工業会では「カセットコンロは製造後10年以上」「ガスボンベは製造後7年以内」を使用期限の目安としています。
ゴムパッキンの劣化はガス漏れにつながりますので注意が必要です。
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カセットコンロとガスボンベの使用期限は?
カセットコンロとガスボンベには使用期限があります。
日本ガス石油機器工業会のHPによると「カセットコンロは製造後約10年以上が経過したら買い替えの検討をお願いします」「ガスボンベは製造後約7年以内に使い切ってください」と注意喚起されています。(※製造年月の見方:22.11…(固体番号)→2022年11月製造品)
これはカセットコンロやガスボンベにはゴムパッキンが使用されているためです。
「カセットこんろ」と「カセットボンベ」には、ガスの漏れを防ぐためゴムの部品が使われています。ゴムは、年月の経過につれて劣化していきます。(使っていなくても劣化は進みます。)
引用元: 「「カセットこんろ」と「カセットボンベ」は経年劣化します」(日本ガス石油機器工業会)
ゴムパッキンは見えない部分にも使われています。
カセットコンロのゴムパッキンと聞くと「カセットコンロとガスボンベの接続部分だけ」を想像する方が大半であるかと思いますが、カセットコンロとガスボンベには見えない部分にも多数のゴム部品が使われています。
oリングを交換すれば安全に使えるといった問題ではありません。
ガス漏れの対処方法は?
ガスには不快な臭いがつけられています。
そのためガス漏れが起こった際には臭いで気づくことが大半です。ガス臭いと感じましたら「ライターやマッチなどの火器を使わないこと」「電灯や換気扇などのスイッチに触らないこと」などがポイントになります。
速やかにガスを止めて換気をします。
カセットボンベの内部パッキンが原因によるガス漏れの場合はガスが止まらないこともあります。そのような場合は風通しの良い屋外に出すなどして安全にガスを抜きます。空になっていることを確認してから自治体の指示に従って破棄します。
ガスそのものは人体に無害な物質ですので安心してください。
備蓄しているカセットボンベの注意点
備蓄しているカセットボンベにも注意が必要です。
多くの家庭では防災グッズとしてカセットコンロとガスボンベを備蓄しているかと思いますがカセットボンベが1週間に何本必要になるかの試算では「気温10℃(大人2人)で9.1本」「気温25℃(大人2人)で6.3本」とされています。
定期的に入れ替えなければ使用期限が切れてしまいます。
家庭での備蓄例 1週間分 大人2人の場合
カセットボンベ12本 ※1人1週間おおよそ6本程度引用元: 「家庭での災害用食品備蓄に活用ください」(農林水産省)
そのためローリングストックが基本になります。
防災用のカセットコンロやカセットボンベであってもカセットコンロは約10年、カセットボンベは約7年で買い替えることになりますので、定期的に使用して「カセットコンロは10年を目安に買い替える」「カセットボンベは使用期限が切れる前に補充しておく」ことが大切です。
このことからもカセットコンロは定期的に使用することをおすすめします。
まとめ・カセットコンロの使用期限は?
カセットコンロには使用期限があります。
日本ガス石油工業会によると「カセットコンロは製造後約10年以上が経過したら買い替えの検討をお願いします」「ガスボンベは製造後約7年以内に使い切ってください」とアナウンスされていますので定期的な確認が必要です。
すぐに使えなくなるわけではありませんが、パッキンなどのゴム製部品はカセットコンロを使用していなくても経年劣化しますので注意が必要です。