ローズマリーの種類は?

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こんにちは、めしラボです。

ローズマリー(Rosmarinus officinalis)はキッチンハーブの定番です。シャープですがすがしい香りは料理のアクセントとなり肉や魚の臭み消しにもなります。殺菌作用があることからも生物の下ごしらえにも役立ちます。

おすすめできるキッチンハーブです。

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今回の記事は次のような人におすすめ!

  • ローズマリーの種類を知りたい。
  • 料理に使えて育てやすい品種を知りたい。
  • おすすめのローズマリーを知りたい。

ローズマリーには多くの種類があります。

基本的には「茎がほぼ垂直に伸びるタイプ(立ち性)」「横に広がってはうように伸びるタイプ(這い性・匍匐性)」「立ち性と匍匐性の中間(半立ち性・半匍匐性)」の3種類の分類方法になりますが、同じ種類であってもその特徴は微妙に違います。

購入の際は用途や生育環境に合わせて選ぶ必要があります。

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ローズマリーとは?

ローズマリーはシソ科の常緑性低木です。

すっきりとした強い香りがあり、葉は肉料理や煮込み料理のときには欠かせないハーブになっています。乾燥させても強い香りが残りますので、開花前に収穫して乾燥させておくことによりドライハーブとしても利用できます。

料理以外にも広く利用できます。

科名シソ科
別名マンネンロウ、メイテツコウ
開花品種によって四季咲き
性質常緑性低木

ヨーロッパでは医療用ハーブに位置づけられています。

薬効の強いハーブです。ローズマリーの香りはふさいだ気分を明るくして集中色を高めるとされていますし、ポリフェノール類(ロズマリン酸やカルノシン酸など)などはアンチエイジングや脳梗塞の予防に注目されています。

妊娠中の使用は控えた方がよいとされているハーブになります。

形状による違いは?

形状の違いは大きく3種類です。

ローズマリーには「茎がほぼ垂直に伸びるタイプ(立ち性)」「横に広がってはうように伸びるタイプ(這い性・匍匐性)」「立ち性と匍匐性の中間(半立ち性・半匍匐性)」の3種類があり、それぞれにメリットがあります。

キッチンハーブとしては立ち性がおすすめです。

立ち性鉢植えで育てやすい
匍匐性吊り鉢や花壇に向いている
半匍匐性中間的な存在

用途により使い分けることをおすすめします。

たとえばキッチンハーブとして使うのであれば茎が垂直に伸びてくれる立ち性タイプがおすすめですが、吊り鉢(ハンギングバスケット)で育てたりリースづくりに利用したい場合には曲線を描くように枝の伸びる匍匐性タイプがおすすめです。

品種による違いもありますので用途に応じて選びます。

用途による品種の違いは?

ローズマリーには多くの品種があります。

品種により「香り」「生育速度」「耐寒性」「花色や葉の形(開花時期)」などが異なります。用途や生育環境に適した品種を吟味して選ぶ必要があります。またこれらの特徴は成育状況によっても変化しますので注意が必要です。

株の充実していない苗には記載されているような生育速度や耐寒性はありません。

木の性質耐寒性成長速度
オフィシナリス立ち性-5℃ふつう
トスカナブルー立ち性-5℃早い
マリンブルー立ち性-15℃早い
ディープブルー半匍匐性-10℃ふつう
プロストラータス匍匐性-5℃ふつう
サンタバーバラ匍匐性-5℃ふつう

上記は私が育てているローズマリーの6品種です。

耐寒性などの数値は購入時のプレートや販売メーカーのホームページより引用しています。一般的に立ち性よりも匍匐性のローズマリーの方が強健である傾向がありますが鉢植えで育てる場合には立ち性の品種をおすすめします。

料理をする人に人気があるのは立ち性で葉幅が広く生育速度の速いトスカナブルーです。特にこだわりがなければトスカナブルーをおすすめしますが、ローズマリーの香りはに品種による微妙な違いがありますので、可能であれば実店舗での確認をおすすめします。

春先から初夏にかけての時期には数多くの品種が並んでいるはずです。

まとめ・ローズマリーの種類は?

ローズマリーには多くの種類があります。

基本的には「茎がほぼ垂直に伸びるタイプ(立ち性)」「横に広がってはうように伸びるタイプ(這い性・匍匐性)」「立ち性と匍匐性の中間(半立ち性・半匍匐性)」の3種類の分類方法になりますが、同じ種類であってもその特徴は微妙に違います。

料理利用目的で特にこだわりがなければトスカナブルーかオフィシナリスをおすすめします。