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こんにちは、めしラボです。
毎年、夏の終わりごろには完熟トマトのトマトピューレを作ります。トマトピューレは瓶詰めにしておくことで常温1年間ほどの管理が可能になりますので非常に重宝しています。市販のトマト缶とは違った味わいにはなるものの個人的には気に入っています。
食品の長期保存には清潔を心がけることがポイントになります。
今回の記事は次のような人におすすめ!
- 長期保存するためのジャム瓶はどのように殺菌するべきか?
- 設備に応じた殺菌方法は?
- おすすめの保存瓶の殺菌方法は?
ジャム瓶の殺菌にはいくつかの方法があります。
ジャムやトマトピューレの瓶詰め保存(常温での約1年間の保存)、ヨーグルトの種継ぎ、酵母を起こして元種を作るなどの場合にはジャム瓶の殺菌が欠かせません。この作業を省いてしまうと腐敗菌が増えやすくなってしまいます。
殺菌にはいくつかの方法がありますので、器具(設備)やジャム瓶の大きさにより使い分けます。
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ジャム瓶の殺菌方法は?
ジャム瓶の殺菌方法には4種類があります。
それが煮沸殺菌、オーブン殺菌、電子レンジ殺菌、食洗機殺菌、アルコールスプレー殺菌です。一般的には煮沸殺菌が好まれていますが、大きな鍋を持っていないなどの理由からオーブンや電子レンジで殺菌されることもあります。
また大型の保存瓶にはアルコールスプレーを使うこともあります。
煮沸殺菌 | ジャム瓶が浸る水を入れてゆっくり沸騰させます |
---|---|
オーブン殺菌 | 140℃のオーブンに15分入れます |
電子レンジ殺菌 | 大さじ4の水を入れて2分加熱します |
食器洗い洗浄機 | 高温洗浄します |
アルコールスプレー | スプレーしてから拭き取ります |
瓶のゴムパッキンはボウルに入れて熱湯をかけます。
殺菌後のジャム瓶は水を切ってからキッチンペーパーの上に逆さにして乾かします。ジャム瓶は使う直前に殺菌することがポイントになります。前もって殺菌しておくことはできませんので注意してください。
高温になりますので、瓶用のトングやミトンがあると便利です。
煮沸殺菌の方法は?
煮沸殺菌の方法です。
ジャム瓶をよく洗います。鍋底に布巾を敷いてからジャム瓶を並べて浸かるまで水を入れます。
step.1
ゆっくり沸騰させます。キャップはシール部分が傷まないようにサッと熱湯にくぐらせます。
step.2
使うまでそのままにしておくか、ケーキクーラーやキッチンペーパーの上で逆さにして乾かします。
step.3
オーブン殺菌の方法は?
オーブン殺菌の方法です。
ジャム瓶をよく洗ってから逆さにして軽く水気を切ります。
step.1
濡れたままのジャム瓶を140℃のオーブンに15分入れます。
step.2
キャップ(蓋)はボウルに入れて熱湯をかけます。
step.3
電子レンジ殺菌の方法は?
電子レンジ殺菌の方法です。
ジャム瓶の材質が耐熱ガラスの場合は電子レンジでの殺菌が可能です。しかし一般的なガラス(耐熱ではないソーダガラスなど)の場合には温度差により割れてしまうことがありますので個人的にはおすすめしませんし、私自身電子レンジでの殺菌方法は未経験です。
耐熱ガラスでない場合には煮沸やオーブンでの殺菌をおすすめします。
ジャム瓶をよく洗います。※耐熱ガラスのジャム瓶を持っていないので計量カップで説明します。
step.1
大さじ4程度の水を入れて約2分間加熱します。十分に沸騰して水蒸気が広がればOKです。
step.2
ケーキクーラーやキッチンペーパーの上で逆さにして乾かします。
step.3
まとめ・ジャム瓶の殺菌方法は?
ジャム瓶での保存には殺菌が欠かせません。
ジャム瓶の殺菌方法には煮沸殺菌、オーブン殺菌、電子レンジ殺菌、食洗機殺菌、アルコールスプレー殺菌などの方法がありますが、基本的には最も安全で確実な煮沸殺菌をおすすめしています。専用トングを使えば難しくはありません。
電子レンジ殺菌は急激に温度が上昇するために耐熱ガラスではない一般的なガラス容器(ソーダガラス)では割れてしまう可能性があり、アルコールスプレーには殺菌ムラができてしまう可能性が高いために積極的にはおすすめしません。
食洗機に関しては海外の書籍にて紹介されていることはあるものの、食洗機の性能による差が生じる可能性は否定できません。