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こんにちは、めしラボです。
マヨネーズはおすすめできる調味料です。ブロッコリーなどの茹で野菜に付けて食べるほか、鶏の唐揚げやハンバーグなどの下味に使用すると「肉が軟らかくジューシーになる」「味に奥行きが出る」などの効果が望めます。
購入することの多い調味料ではありますが、自家製で作ることも難しくはありません。
今回の記事は次のような人におすすめ!
- マヨネーズの作り方を知りたい。
- マヨネーズ作りに失敗したことがある。
- 手作りマヨネーズは油っぽくて苦手。
マヨネーズのレシピです。
マヨネーズは水に油を分散させて作る水中油滴型の乳化ソースです。水と油のバランスがマヨネーズの硬さを変えます。油の割合が多い(水に分散する油滴が多い)ほどに硬くなり、少ないほどに軟らかいソースになります。
牛乳やヨーグルト、豆乳などで作る方法もあります。
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手作りマヨネーズのレシピ
ハンドブレンダーを使います。
泡立て器で作ることもできますが、油滴が大きくなるために美味しくないマヨネーズ(油っぽく分離しやすいマヨネーズ)になります。このことからも、ハンドブレンダーなどを使って作ることをおすすめしています。
マヨネーズ以外にも幅広く使える道具ですので無駄にはなりません。
- 卵黄 … 20g
- 油 … 90g
- 米酢 … 15g
- 塩 … 2.5g
- 粒マスタード … 2.5g
- 砂糖 … 少々
- すべての材料を常温(20℃前後)に戻します。
- 計量カップ(もしくはハンドブレンダー用の容器)に材料を入れます。
- ハンドブレンダーを使って乳化させます。
- 清潔な容器に移して冷蔵庫に保存します。1日置くと味が落ち着きます。
油は清製油がおすすめです。
未精製の油を使うと分離しやすい不安定なマヨネーズになります。マスタード(特に粒マスタード)には乳化を安定させる働きがあります。砂糖を加えているのは酸味を和らげるためです。お酢を減らしても酸味は和らぎますが、保存性に影響することからも砂糖による酸味の抑制効果を利用します。
手作りマヨネーズのポイント
手作りマヨネーズのポイントです。
鮮度の良い卵(卵黄)を使います。卵黄に含まれる乳化剤(レシチン)は鮮度が落ちるのとともに減少していきますので、古い卵を使うと乳化しないことがあります。
step.1
材料を常温(20℃前後)に戻しておきます。材料の温度は高すぎても低すぎても乳化しにくくなります。
step.2
ハンドブレンダーを使ってしっかり乳化させます。底から徐々に乳化させていくことがポイントです。はじめから全体を攪拌してしまうと乳化に失敗しますので「底から徐々に乳化液を広げていくイメージ」を持つことがポイントです。
step.3
清潔な保存容器に移して冷蔵庫で保存します。
step.4
保存瓶は消毒しておきます。
マヨネーズは比較的保存のきく調味料ではありますが、安全に保存するためには保存容器を消毒した上で清潔に管理しなければいけません。消毒方法にはいくつかのやり方がありますが、確実なのは煮沸消毒になります。
はじめは煩わしく思われるかもしれませんが、慣れると気にならなくなります。
まとめ・マヨネーズの作り方は?
マヨネーズは水中油滴型の乳化液です。
卵(卵黄)に含まれているレシチンを乳化剤として利用するのが一般的であり、豆乳や牛乳などを使って作ることもできます。泡立て器でも作れますが「油滴の大きな油っぽいマヨネーズ」になることからもおすすめはしません。
手作りマヨネーズを油っぽいと感じるのは市販品と比べて油滴が大きいためです。