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こんにちは、めしラボです。
カスタードプリンを上手に作れるようになると、調理の腕が上がります。これはカスタードプリンの仕上がりが加熱温度に大きく影響されるためであり、滑らかなプリンを作るためには中心温約78℃(75~80℃ほど)にコントロールすることが欠かせないためです。
そのようなカスタードプリンは驚くほどにおいしくなります。
今回の記事は次のような人におすすめ!
- カスタードプリンの作り方は?
- 同じレシピなのに同じ味にならない理由は?
- カスタードプリンが調理の上達につながりやすい理由は?
カスタードプリンのレシピはシンプルです。
しかしカスタードプリンの仕上がりにはレシピよりも温度管理の影響力が大きいために「同じレシピで作れば同じ味になる」とは限りません。カスタードプリンは中心温度約78℃で固まります。それ以下では固まりませんし、それ以上では仕上がりが悪くなります。
そのため調理者の技術差が表面化しやすい料理であるといえます。
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カスタードプリンの基本レシピ
カスタードプリンの基本レシピです。
カラメルソースの基本レシピ
- 砂糖 … 30g
- 水 … 15g
- 熱湯 … 15~20g
- 厚手の鍋に砂糖と水を入れて火にかけます。
- 鍋を動かしながら加熱します。180~190℃まで熱して好みの色にします。
- 熱湯を加えてのばします。少しとろみが出るまで煮詰めます。
- プリン型に注いで冷ましておきます。ゴムベラがあると便利です。
プリン液の基本レシピ
- 卵 … 2個(100g)
- 砂糖 … 45g(卵と牛乳の15%)
- 牛乳 … 200g(卵の200%)
※固めのレシピです。一般的なレシピの牛乳は卵の220~240%ほどで作られていることが多いです。
- 卵と砂糖を泡立て器で混ぜます。
- ①と55~60℃程度に温めた牛乳を混ぜ合わせます。
- こしてからカラメルソースの入ったプリン型に流し入れます。
- 好みの方法で加熱します。(※おすすめは鍋での湯煎もしくは圧力鍋です)
プリン作りのポイント
カスタードプリンのポイントです。
カラメルソースを作ります。カラメルソースは「結晶化を防ぐためにへらを使わずに鍋を動かすようにして混ぜること」「熱湯を注いでから煮詰めることでプリン液と混ざり合わないようにすること」がポイントになります。型の内側にバターを塗っておくと型離れが良くなります。
step.1
プリン液を作ります。プリン液のポイントは「溶存性気体を抜くためにも牛乳を55~60℃程度に温めること」がポイントになります。牛乳を温めることにより砂糖の溶け残りも防げます。
step.2
こしてからプリン型に注ぎます。卵のカラザなどは口当たりを悪くしますので必ずこすようにします。表面に泡が浮いてしまている場合にはバーナーで炙る(もしくはアルコールスプレーをかける)などして消泡しておきます。
step.3
中心温度78℃まで加熱をします。理想はオーブンを使った蒸し焼きです。ゆっくり熱が入ることからも理想的なプリンになります。しかしオーブンには個体差がありますので理想的な条件を見つけ出すためには時間がかかります。そのため当ブログにおきましては鍋を使った湯煎や圧力鍋をおすすめしています。
step.4
まとめ・プリンの基本レシピは?
カスタードプリンのレシピはシンプルです。
基本的には卵、砂糖、牛乳の3素材の実でも美味しいカスタードプリンが作れます。しかしカスタードプリンの仕上がりは温度管理に影響されますので、同じレシピであっても同じ味になるとは限りません。
技術の差が表面化しやすい料理でもありますので、美味しいカスタードプリンを作れるようになるためには繰り返し練習することをおすすめします。