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こんにちは、めしラボです。
カスタードプリンにはカラメルソースが欠かせません。タブレットなどを利用する方法もありますが、砂糖をカラメル化させること自体は難しいことではありませんのでカラメルソースの作り方は覚えておいて損はありません。
火傷に注意しながら冷静に作業することがポイントになります。
今回の記事は次のような人におすすめ!
- カラメルソースの作り方は?
- カラメルソース作りに失敗してしまう理由は?
- どのタイミングまで加熱すればいいのか?
カラメルソースの作り方です。
カラメルソースは糖類を高温に熱してカラメル化(独特な芳香を有する褐色物質の生成)させることにより作られます。カラメル化は高温(150℃以上)に加熱する必要がありますので怖がらずに作業することがポイントになります。
特に熱湯を加える工程には注意が必要です。
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カラメルソースのレシピは?
カラメルソースのレシピです。
- 砂糖 … 30g
- 水 … 15g
- 熱湯 … 15~20g
- 小さめの厚手鍋に砂糖と水を入れます。
- 木べらなどは使わずに鍋を動かしながら加熱します。
- 180~190℃まで加熱して好みの色にします。
- 熱湯を加えて110~115℃を目安になめらかになるまで煮詰めます。(※シロップとして使う場合には100℃を目安に煮詰めていきます。)
カラメルソースのポイントは?
カラメルソースのポイントです。
小さめの厚手鍋に砂糖と水を入れます。カラメルソースは厚板で熱伝導率に優れた素材の鍋であるほどに仕上がりがきれいになります。このことからもアルミニウムの雪平鍋などで作ることをおすすめします。
step.1
木べらなどは使わずに鍋を動かしながら加熱していきます。溶けた砂糖は110~120℃ほどでかき混ぜることで再結晶しやすくなります。一度再結晶してしまうと温度を上げてもカラメル化しなくなりますので鍋を揺らしながら加熱していきます。
step.2
180~190℃を目安にして好みの色になるまで加熱していきます。カラメルソースは145℃から色づきはじめて160℃を超えると本格的なカラメル化がはじまります。さらに過熱を続けると180~190℃で一般的なカラメルソースの色と風味になります。
step.3
熱湯を加えて110~115℃を目安になめらかになるまで煮詰めていきます。カラメルソースは水分比率17%(100℃)で冷却時の状態がシロップ状になり、水分比率16%(110℃)で糸状に粘るようになります。※慣れてくると泡の大きさと粘度で判断できるようになります。
step.4
まとめ・カラメルソースの作り方は?
カラメルソースは砂糖を熱して作ります。
砂糖は150℃以上に熱することでカラメル化が起こり独特な芳香を有する褐色物質が生成されます。しかしそのままでは水分量が少なすぎてすぐに固まってしまいますので、好みの色合いになったタイミングで熱湯を注いで固まらないようにします。
カラメルソースであれば100℃強、プリン型に敷く場合には110~115℃まで煮詰めていけば完成です。